「栄緑地」概要
栄緑地は、かつて中央線(立川駅付近)から分岐して旧・立川飛行場(後の立川基地)や立川飛行機工場へ物資を運んでいた引込線、通称「立飛線(立川基地引込線)」の跡地を整備した緑道です。
戦時中に敷設され、軍需物資や航空燃料の輸送に使われたのち、占領期も含め貨物輸送が続きました。飛行場の機能停止や基地返還に伴い線路は徐々に廃止され、跡地は緑地・遊歩道として整備されました。現在の栄緑地は芋窪街道まで約1.6kmにわたる散策路で、植栽や当時の痕跡を一部に留めながら地域の生活道として親しまれています。
廃線跡の一部は公園や住宅地、駐車場などに変わってしまった箇所もありますが、国立〜立川にかけて緑道(北緑地・西町緑地・栄緑地)として辿ることができます。散策中、線路を利用したモニュメントやカーブの痕跡が見られる場所もあります。
多摩都市モノレール株式会社 本社(立川市泉町1078-92)の北側に「やすらぎガーデン」という公園あたりに終点のホームがあったとされる。
- 終点ホームがあった「やすらぎガーデン」
- 北端(立川市栄町6丁目)
- 南端(国立市北3丁目)
立飛線~栄緑地の歴史
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建設:第二次世界大戦期に敷設(1940年代初頭〜中期)され、陸軍立川飛行場・立川飛行機工場と国鉄を結ぶ目的で使われた。
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戦後〜占領期:米軍接収後も主に燃料や物資輸送に使われた。
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廃止:飛行場の機能停止・基地返還の流れの中で段階的に運用が終わり、1970年代前後に正式に廃線扱いになったという記録がある(資料により年はやや異なる)。
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緑道化:跡地は緑道・栄緑地として整備され、昭和55年(1980年)に遊歩道として完成した記録が立川市に残る。延長は約1.6km。
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