ロケーション
新設された立川市の焼却場の南側、なにげなく撮影した写真に写った電柱の背後霊?
そこには米軍ハウス(現 立川アメリカンビレッジ)が並び、そこでは戦死した米兵が現れる心霊体験談も語られているが、この写真との因果関係は不明である。
詳細情報
カメラが向けられた方向には国営昭和記念公園がある。この地にはかつて在日米軍立川飛行場があり、その土地拡張に反対した市民との間で10数年続いた住民闘争の歴史がある場所となっている。
写真の場所は砂川地域とは離れているが、第二次世界大戦時には日本空軍基地にもなっていた土地であり、曰くが無いとするほうが難しいだろう。
- 無加工の元写真
情報を求めてネットを検索していたところ、この地に係る心霊体験談を見つけることができた。
これは、自身の心霊体験になります。
私がまだ高校生だったある夏の日のできごとです。その頃、私は東京都下の立川市に住んでいました。
そこは基地の町で、家は借家で
米軍立川基地(キャンプ・フィンカム)がある
精悍な住宅街にありました。私は深夜1時過ぎに寝床に入り眠ろうとしましたが、
中々寝付けずにまだ意識ははっきりしていました。そうすると枕元の引き戸がスーっと開いたのを感じました。
初めは母が様子でも見に来たのかと思い、
そのまま目を瞑っていましたが、
なんか異様な雰囲気が伝わってきます。凄く鋭い視線を背中に感じ、
なんか嫌な予感があふれ出てきました。だんだん心臓の鼓動も早くなりそのままじっとしていると、
急に枕元で足踏みが始まりました。心の中で「エっ、嘘でしょ!?」と叫びましたが、
そのうちにその足音は私の頭のほうから
足のほうへ移動して行きました。あまりの怖さに身動きせずにいましたが、
足音は段々と大きくなっていきます。でも怖くて目は開けられずにただ固まっているだけです。
ダダダダダ~ダダダダダ~とその足音は段々大きく早くなって、
私の寝ている布団の周りを駆けながら回りだしたんです。その間中、生きた心地がしないでただ嘘であって欲しい、
夢であって欲しいと願っていました。すると急に足音が私の足先のほうでピタリと止まったかと思うと、
急に足先が重くなりました。そこから段々と上に向かって
何かが上って来るのがハッキリ分かりました。身体は金縛りに合ったかのようにまったく動けないし、
声も出ません。でもその何かは徐々に胸のあたりまで来て
どんどん重くなってきます。もう駄目だと思い最後の力を振り絞り、
手を伸ばし電気を付けたんです。でも電気はちゃんと付きませんでした。
その当時、私は横着して電気のスイッチの先に
紐を付けて長くして、寝ていてもスイッチを付けたり
消したりできるようにしていました。その紐を思いっきり掴んで引っぱりました。
その瞬間に金縛り状態からは開放され
その「何か」の気配は消えていました。しかし、その引っ張って付けたはずの電気は
ちゃんと点灯しなかったんです。付いたり消えたりを繰り返すばかりで、
思い切って立ち上がり電球をチェックすると、
なんと寝る前までちゃんと点灯していた電球が
緩んでいて付かなかったんです。先ほど開いたはずの引き戸は閉まっていましたが、
その引き戸を開けると真正面に鏡があります。その鏡には私の顔が映っていましたが、
顔面蒼白で汗びっしょりでした。そして、夜明けともに、この出来事を父母に話しましたが、
取り合ってくれず笑い話になってしまいました。良く考えると当時の借家は元米軍ハウスと呼ばれていて、
米軍兵が借りていた家なんです。もしかしたら、その借りていた軍人が
戦争へ行って戦死してしまい、
どうしても家族の元へ帰りたい一心で
足だけ帰って来たのでしょうか。これが一番初めに体験した心霊現象で、
一番怖い体験でした。何十年たった今でもあのときの身体にかかった重さと感触は
忘れることができません。
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所在地・地図
〒196-0035 東京都昭島市もくせいの杜2丁目
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