鉄道総合技術研究所引き込み線
JR中央線の国立駅には、かつて鉄道総合技術研究所(鉄道総研)へと続く引き込み線が存在していた。国立駅南側から伸びていたその専用線は、研究所で行われる車両・技術実験のために新幹線車両などを搬入する重要なルートとして使われていたという。
鉄道総研は、国鉄時代から受け継がれた日本の鉄道技術の中枢であり、東海道新幹線の「ひかり」開発にも深く関わった研究機関である。現在も鉄道の安全性向上、車両性能の研究、次世代鉄道システムなど多岐にわたる研究が続けられている。
隣接する施設「ひかりプラザ」には、新幹線0系も元となる、新幹線試験車両951形の実車が展示されており、一般公開時には間近で見学できる。国立駅周辺の再開発に伴い引き込み線は姿を消してしまったが、この場所が日本の鉄道技術発展を支えた拠点であったことは今も語り継がれている。
JR中央線の分岐点から辿る
JR中央線からの分岐点
JR国立駅から西へ約350m。かつての分岐点は北にゆるやかなカーブとして残されている。
ポッポみち
分岐点から約200mは「ポッポみち」として遊歩道となっている。
南端には、当時の線路がモニュメントとして残されている。
「ドゥエリング国立」線路跡をまたぐ歩道橋
「ドゥエリング国立」の東側には3階のぼる外階段がある。引き込み線をまたいで歩道橋となっちている。
引き込み線はアスファルトで固められ、フェンスで囲まれているため、一見、不思議な造りの建造物となっちている。
北大通りの踏切あと
当時の線路がアスファルトに埋め込まれるように残されていたと記憶しているが、残念ながらいつのまにか撤去されてしまった。
引き込み線の線路が見える
踏切あとの北側にあるフェンスの先には引き込み線の線路がみえる。
